皆様、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年3月期の連結業績は、エレベーター等の国内保守契約台数が前期末比で1万3千台純増と過去最高を更新し、11万3千台に達しました。売上高は493億円(前年比17.0%増)、営業利益は86億円(前年比26.4%増)と、過去最高を更新しました。
ESGの取り組みとしては、2022年5月に発表した中期経営計画VISION2027にてESG経営の推進を掲げてから、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の把握と情報開示の拡充、健康経営の実践や、取締役会の体制見直しによるガバナンス体制の強化など、様々な取り組みを展開しております。また近年は、人権問題といった社会課題が企業の事業活動と密接に関わるものとなりました。企業が持続的に成長していくためには、経済的な価値の追求だけでなく、これらの課題解決に貢献し、社会からの信頼を得ることが不可欠となっております。JESグループではこの度「人権方針」を策定し、JESグループの意思を社内外に表明することで、すべてのステークホルダーに対し、人権を尊重し、侵害を防ぐ責任があることを明確に示しました。
JESグループは、社会インフラであるエレベーター等のメンテナンス事業を行う企業として、「品質安全」「労働者安全エンゲージメント」をマテリアリティ(重要課題)として、エレベーター等の利用者の安全を第一に、日々業務に取り組んでおります。
JESグループは独立系エレベーターメンテナンス会社ですが、メーカーに負けない技術力と対応力を追求しており、そのことが継続的な事業成長につながっていると考えております。これまでも、これからもお客様に求められる会社、東京証券取引所プライム市場上場企業として、事業・財務成長だけではなく、社会的課題や環境問題にも向き合い、持続的な成長と企業価値の向上の同時達成を目指してまいります。
引き続き、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役会長兼社長 CEO
石田 克史
皆様、日頃からJESグループをご支援いただき、誠にありがとうございます。
2022年にサステナビリティ委員会を設置して以降、私たちの社会、環境の状況は変化を続けております。
サステナビリティ委員会では、JESグループのESGそれぞれの領域にかかる課題を挙げ、解決に向けた取り組みを企画し、関係部門や社外協力機関の協力を得ながら、サステナブルな社会の実現に取り組んでおります。2025年3月期における主な取り組みは以下の通りでございます。
■環境情報開示の強化
サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の開示に加え、削減に向けた取り組みに関する情報を拡充しました。2024年のCDPスコアは「B」となり、その前の「B-」から1つスコアをあげることができました。
また、2025年3月期は、温室効果ガス排出量に関する第三者検証を受け声明書を取得、SBTiから温室効果ガスの排出削減「ネットゼロ目標」の認定を取得致しました。
■健康経営の確立
人材の確保はJESグループの重要課題の一つです。
健康経営体制の強化を進めることで、従業員が豊かで快適・健康な社会生活を送り、経済の発展に貢献できる会社を目指してまいります。
JESHDは経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人2025に選ばれました。
■腐敗防止ポリシーの策定
役職員を対象とした腐敗防止ポリシーを策定致しました。
企業が倫理的かつ法令遵守に基づいて健全に運営されることを確保するための指針で、不正や汚職の防止、企業の信頼保護の強化を進めました。
今後もサステナビリティレポートを通して、JESグループのESG取り組みについて、その進捗と私たちの真摯な姿勢を伝えることができると願っております。
取締役副社長 CFO
経営管理本部長 サステナビリティ委員長
今村 公彦