中期経営計画
「VISION2027」について
ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社(以下、当社)は、2023年3月期から2027年3月期までの5年間で達成すべき目標を「VISION2027」としてまとめ、2022年5月18日に開示いたしました。
当社は1994年の設立以来、メーカー系メンテナンス会社と遜色ない高品質なサービスを独立系メンテナンス会社ならではの価格で提供する体制の強化に努めた結果、国内の独立系メンテナンス会社でトップの位置を独走するまでの高成長を遂げています。
今後も全国のお客様に安心・安全なサービスを迅速に提供すべく、体制強化・品質向上を継続し、保守契約台数の増加を目指します。事業成長のみならず、東証プライム市場上場企業にふさわしい姿として社会的課題や地球環境問題にも真摯に向き合い、すべてのステークホルダーとの共存を目指すことで、持続的成長と企業価値向上に向けて取り組んでまいります。
中期経営計画の重要課題
事業成長に向けた取り組み
事業成長 = 保守契約台数シェア向上
・西日本を中心とした新規進出エリアでの保守契約台数のシェア拡大。
・新規進出エリアにおけるパーツ供給体制の強化、リニューアル事業円滑化のため、JES Innovation Center Kansai(JIK)を建設(2024年3月竣工)。
・DX活用により顧客情報を見える化し、保守・保全・リニューアル業務各局面での提案力向上。
・リニューアル(Quick Renewal)を通じ新たな成長機会の取り込み。
・社内研修制度による人材育成、サービス力の向上。
・オーガニック成長を原則とするが、M&A機会も活用。
・メディア事業、海外事業等、新たな成長機会をとらえる。
収益性の改善
・保守契約台数の増加に伴う規模の経済効果による、利益率を向上・各種コストの削減・間接固定費の削減。
・リファービッシュ品の活用により変動費の抑制と環境への配慮を両立。
ステークホルダーとの共存
・配当性向40%以上を継続し、利益成長とともに還元額を増加。
・新卒を中心とする積極的な採用による雇用機会の創出。
・人権問題への取り組み。
・温室効果ガス排出量、温暖化の財務的影響・機会の把握、排出量削減に向けた取り組みの本格化。