「株主・投資家の皆様へ」
当社は設立以来、「何よりも安全のために」「見えないからこそ手を抜かない」「信頼を礎に」を経営理念として掲げ、社会インフラであるエレベーターの保守・保全・リニューアル事業を通じて快適で環境に優しい社会を実現するサービス会社を目指してきました。
2007年にリモート遠隔点検サービス「PRIME」を開発し、メーカー系と遜色ないサービスを独立系の価格競争力で提供する体制が整いました。2017年に株式を公開し、他の独立系にはない「信用力」と「資本力」を携え、同年、埼玉県和光市にコントロールセンター、パーツセンターなどを兼ね備えた研究開発施設JES Innovation Center(通称JIC)を建設し、独立系最大手としての地位を盤石としました。
2021年3月期から2022年3月期にかけては、西日本で独立系メンテナンス会社の買収を積極的に行い、マーケットの拡大を進めてきました。2022年5月に、さらなる成長に向けた施策をスピード感をもって実現するため、自ら陣頭指揮を執り、中期経営計画「VISION2027」を策定しました。今後5年間で保守契約台数を伸ばし、売上高600億円、営業利益率20%を達成することを目標とします。また、事業拡大のみならず、関係する様々なステークホルダーの皆様との共存を目指し、株主還元、社会への貢献、環境への取り組みにもバランスよく配慮することで、長期にわたって持続的に成長可能な組織を確立し、企業価値向上に取り組んでまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長 CEO