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INTERVIEW

メンテナンス職 先輩社員の視点

2013年新卒入社名地 佑弥

伊藤 大生2017年新卒入社

先輩になっても、日々勉強。
経験するたびに、楽しさが見えてくる。

JESに入社された志望動機と、入社後に
感じた会社の印象を教えてください。

名地:学生のころからメンテナンス自体に興味があり、自動車や飛行機などいろんな業界を見ていました。いくつかの会社から内定をいただき、選ぶときに決め手となったのは「当たり前を、当たり前にしたい」という思いでした。エレベーターは毎日乗るものですし、毎日動いていて当たり前のものですから。新人の頃から仕事することが本当にとても楽しかったです。仕事以外の付き合いもたくさんあり、先輩とはプライベートの延長線上ともいえるほど、何でも聞ける仲でしたので、仕事を苦と思ったことはあまりないですね。

伊藤:技術職を希望して就職活動していたところ、出会ったのがJESでした。学生時代はおもに情報処理を学んでいて、パソコンに向かう作業が多かったこともあり、卒業後は体や手を動かす仕事がしたいと思っていたのです。いろんな業界がある中でも、エレベーターはさまざまな人が毎日「当たり前」に使っている、生活に欠かせないものだというところに興味を持ち、会社説明会に参加しました。それまで機械を触ったこともなければ、工具も使ったこともほとんどなく、本当にゼロからのスタートでしたが、毎日先輩と一緒に現場を回りながらだんだんエレベーターのことが理解できていくにつれて、仕事が楽しくなっていきました。エレベーターは「動いていて当たり前」のもので、一人で作業をする際には大きな責任も感じます。でも、たくさんの現場をこなしてきたことで、今は自信をもってメンテナンスできるようになっています。

先輩・後輩の関係性について教えてください。

名地:私が入社した頃は、新人として受けるべき研修が2年間あり、それを終えて教育係の先輩のOKをもらえれば、ひとり立ちして担当を持てるようになります。今では後輩を指導する立場となり、新人がついて3人目ですが、「どんどん質問をしてほしい」と常々言っています。新人も、時になかなか核心をついた質問、たとえば専門的な基本構造についての質問をしてくることがあります。そんなときは自分で調べて後日教えるのですが、自分の復習にもなるし、ある意味“新人に教えられている”という感覚ですね。後輩の積極性もあがりますし、自分の勉強にもなっています。

伊藤:先輩たちはとても優しく指導してくださいます。何度質問しても、嫌な顔をせずに毎回丁寧に答えてくれますし、とても頼りになる存在です。今でも現場に行くとたまに、見たことのない機種のエレベーターに出会うことがあり、わからないことや不安なことがあると、先輩に電話して聞くこともあるんです。ただ、いきなり聞くのではなく、「まずは自分でできるところまでやってみる」、質問するのはその後で、ということは意識しています。今は後輩もできて、質問を受ける立場にもなり、思ったこともない質問を受けることもあります。そのたびに自分も勉強しなおすような気持ちになれるので、ぜひ積極的に質問してほしいと伝えています。

今後の目標や、どんな人材になっていきたいかを聞かせてください。

名地:自分に向けて言われたことではありませんが、石田会長がある年の内定式で「ヘッドハンティングされるような人材になってください」とおっしゃっていたことが忘れられません。まだまだ覚えることはたくさんありますが、目の前のことをひとつひとつこなしていけば、いずれヘッドハンティングされるくらいの人材になれるんじゃないか、そうなりたいと思っています。

伊藤:今は、後輩から聞かれたことに答える、ということが主になっていますが、もっと視野を広くして、困っていることに先に気づき、アドバイスしていけたらいいなと思っています。それに、知識の量や技術力はもちろんですが、話しかけやすい、何かあったときに聞きやすい存在でいたいです。「何かあったら伊藤さんに聞こう」と思ってもらうのが目標ですね。それから、メンテナンスだけでなく、より厳しい法定検査に携わることができる資格の取得にも挑戦するつもりです。

※役職・所属はインタビュー当時の情報となります。
(名地:2017年1月末)
(伊藤:2020年2月末)