JES × KAZU
メンテナンスの極意
©YOKOHAMA FC
「見えないからこそ手を抜かない」をモットーに、エレベーターやエスカレーターのメンテナンスを手掛けるジャパンエレベーターサービス(JES)。そして、Jリーグ草創期から日本サッカー界を牽引、50歳を超えた現在も横浜FCに所属し第一線で活躍するキング・カズこと三浦知良選手。継続させることの重要性や大変さを知る両者には、共通のアイデンティティがあるのではないか? JES創業者である石田克史会長が三浦知良選手と対談し、「JES Innovation Center(通称JIC)」を案内することで、“メンテナンス”への理解を深めていく。
挑み続けるJESと三浦知良
カズ選手は、いままで日本のサッカーを長きに渡って牽引してきたリーダーであり、51歳を迎えレジェンドと言われるようになってもなお現役で戦っている選手です。
ブラジルへ、イタリアへ、オーストラリアへと世界にいち早く出ていったパイオニアでもあるし、何より、そうやって活躍するために、身体のケア、メンテナンスを誰よりもしっかりと続けてきたアスリートです。日々の努力をまったく怠っていない人なんです。そうしたカズ選手の真摯な姿勢は、JESが積み重ねてきたこと、目指すものとまったく軌を一にするものでした。
JESは、1994年に創業して以来、高い技術力を核にして伸びてきた会社です。2007年には独自開発した「PRIME(プライム)」というエレベーターのリモート遠隔点検で数々の特許をとり、遠隔操作によるメンテナンスを実現。現在までの過去5年、毎年平均3,600台(2018年3月末時点)ペースで保守契約台数は増加しています。その成長は、やはり、独立系保守会社として着実に信用を築き続けてきた結果だと自負しています。
同様に、カズ選手は、常に自分自身に挑み続け、信用を勝ち取ってきた人です。一緒に観光地に行っても、ひとり走ったり、マッサージしたりと身体と対話し続けている。どんなところにいても、サッカーのことだけをイメージしながら日常を過ごしているのです。そして、見えない努力をプロになって23年間も続けているのです。そんなカズ選手のストイックな姿を間近で見たりするにつけ、1年、2年という短期ではなく、10年20年のスパンでお付き合いいただき、歩んでいきたいと私は思うようになりました。
カズ選手も私も、これまで常に高い目標を掲げてやってきたし、現在もそのモチベーションは一切落ちていません。いずれ将来的には、JESがエレベーター業界の中でリーディング・カンパニーとなって、日本と世界を席巻したいと思っています。カズ選手がそうであったように。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長 CEO
2018年7月某日